先日訪れた金町のガールズバー『神楽』で、ちょいと小耳に挟んだ気になる情報。
「浅草にも系列店があるんですよ」
花魁をコンセプトにした同店は、お手頃価格で妖艶な女の子たちとワイワイ楽しく飲むことができた忘れられない名店。ならば系列店も“当たり”に決まっているはず! と、数日と間を置かずに浅草へ向かった某月某日。
高級クラブさながらのキレイで豪華な店内!今宵は美脚がまぶしいキュートな副店長がおもてなし!
地下鉄各線「浅草駅」1・2番出口から徒歩ですぐ、オシャレな外観の「浅草高洋ビル」の3階が『Spica』の所在地。ともすれば高級クラブを連想させる佇まいに正直ビビった庶民派の筆者は、店の扉を開けてまたビビる。
広い! キレイ! 超豪華!
高級クラブさながらの雰囲気はビルの話だけじゃなかった! 高級クラブ、行ったことないけど。
でもまあ、だからといって同店がお値段も高級なガールズバーというわけではない。『神楽』も同様であったが、なんと60分1,000円で飲み放題(19時から21時までの入店)という激安価格なのだ。さすが東京の下町、庶民に優しいですな。
そんなわけで、万年金欠の寂しい懐具合を気にすることなく席に着いて最初の乾杯。お相手をしてくれた女の子……めちゃめちゃかわいいんですけど!
彼女は“くう”ちゃん。なんと同店の副店長。お目々パッチリ、キュートな笑顔。ミニスカートから美脚がチラリ。
ああ、今夜がどんどん楽しくなってきた!
プライベートはゆるゆる!?男心をくすぐるギャップも魅力的な美人コンビが店を切り盛りする!
キュートで明るくて人懐っこい“くう”ちゃんの魅力に、最初の一杯を飲み切る前からドハマリした筆者。テンションが上がりすぎてやらかしてしまった「キレイなお店だねー」という色気も面白みもないオープニングトークにも、しっかり話を拾って返杯トーク。
「ありがとうございます。お店の女の子みんなで掃除してるんですよ。今使ってる洗剤、めっちゃ汚れが落ちるんで、個人的にもすっかり掃除にハマっちゃって(笑)。床とかカウンターとか事務所の中とか、時間があると常に掃除して……。むしろ汚れてる場所を探しちゃってるかも(笑)」
キレイ好きのしっかり者と思いきや、「自分のお部屋は……どうなんですかねえ。干物女だと思ってくれれば(笑)」というギャップも魅力的である。
しばらくして2人目の女の子が「こんにちは」。
またまたキュートで超美脚! そしてフェティシズムを刺激する服装! 最近、街中でも見かける“下に短パンを履いてるんだけど、大き目のニットを着てるから履いてないように見える”みたいな……ああ、文章力がなさすぎる! 写真を見てもらったほうが早い!
というわけで文筆業の役目を放棄させるほどステキな格好であらわれたのは“みあ”ちゃん。落ち着いた雰囲気のスレンダー美女なのだが、聞いてびっくり、彼女は『Spica』や『神楽』を始めとする同グループの部長! いや、初めて会ったよ。ガールズバーで女性の部長さん。
先ほどの“くう”ちゃんの「干物女」発言を受けて、自分の部屋は「汚くはないかなあ……」とひと言。とはいえ「キッチリしてるわけじゃないですよ。出勤はガッツリですけど、休みの日は基本的に家にこもって、撮り溜めたテレビ番組を観てますし(笑)」と、引きこもり体質(?)を告白。
さらに「酔っぱらうと食欲が止まらなくなっちゃうんです。1回で3食分とか。さっき食べたことを忘れて2回目、2回目を忘れて
3回目……って(笑)」
抜群のスタイルからは想像できないが、「仕事はできるけどちょっぴり抜けている」って、実に男心を刺激するギャップじゃないですか。
ここで確信した。彼女たちが切り盛りするお店、いい女の子ばかりが集まっているに決まっている!
初めて行くなら19時から21時が狙い目!キュートな浅草娘とリーズナブル価格で飲める下町の新名所!
「うちの店の女の子たちは、みんな仲良しですよ」と話してくれた“くう”ちゃん。
「私の家が近くにあるので、お店が終わると代わる代わる泊りにくるんです。最近は『スーパーファミコンミニ』を買ったので、ゲームをしてることが多いかな。あとはひたすらしゃべってますね。お店でもしゃべって、家でもしゃべって……だいたいお昼の12時くらいまでずーっと。クールダウンみたいな感じかな?(笑)」
女の子同士の仲が良いと店の雰囲気も明るくなるから、飲んでいても楽しいし、初めてでも溶け込みやすいってものだ。
ちなみに『Spica』未経験の方は、19時から21時までの訪店が狙い目とのこと。前述の“60分1,000円で飲み放題”サービスはもちろん、「まだ仕事中だったり、一次会の最中だったりという人も多いから、ゆっくり落ち着いて飲めると思いますよ」と教えてくれた。
さて、そんな『Spica』の中心的存在の“くう”ちゃん。「家が近い」と教えてくれたとおり、プライベートも浅草三昧なのだとか。
「出勤前とか休みの日とか浅草でランチ巡りしてるんです。今、一番のお気に入りは、地元のお客様に教えてもらったミルフィーユカツ! ギョウザカツとかチーズカツとかめっちゃメニューがあって、カツに味がついてるからソースもいらなくて、超美味しいんですよ!」
老舗も多い浅草だけに、“くう”ちゃんの美味しいモノ探訪はまだまだ終わらないかも?
というわけで今回のレポートはここまで。
「3人でファミレスに行って合計金額が1万円を超えたこともあります(笑)」「フルーツポンチの代わりにテキーラポンチつくりました。見た目はかわいいけど中身は悪魔(笑)。ちゃんと飲みましたけどね」という、食べることもお酒も大好きな“くう”ちゃんを始め、『Spica(スピカ)』には、浅草が大好きな地域密着型の女の子がいっぱい。
筆者は同店を浅草の新しい観光名所に位置付けたいと思う。旅行や出張などの際に、気さくで飾らない浅草娘と、リーズナブル価格でカンパイできるひと時を楽しんでみてはいかがだろうか。
余談。
部長の“みあ”ちゃんから聞いた系列店の情報。
「同じ浅草にある『R-Queen』もグループ店なんですよ」
夜景の見えるラグジュアリーなガールズバーで、デートにもピッタリな名店。はい、先日行ってきました!(笑)
よかったら、ぜひそちらのレポートもご一読を。
(取材・文/三好キスケ)
【 Spica(スピカ) 】
ジャンル / ガールズバー
お問い合わせ / 03-6231-6627
住所 / 東京都台東区西浅草3-16-10 浅草高洋ビル3F
交通手段 / つくばエクスプレス浅草駅徒歩2分 / 地下鉄各線「浅草駅」1・2番出口から徒歩6分♪
営業時間 / 19時~6時
定休日 / 年中無休
公式サイト / http://spica-asakusa.girly.jp/
割引クーポン / PCから / スマホから