【ホンネで意識調査】絵文字連発がウザすぎる!ガールズバーで働く女の子に聞いた「この人オヤジだなと思う男性の言動」

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読者の皆さんは、職場や街なか、飲み処などで遭遇した中年男性を見て「こういうオヤジにはなりたくない」と思ったことがないだろうか。もちろん外見だけの話ではない。昔からテッパンとされている“飲食店のおしぼりで顔を拭く”や“ダジャレを連発する”といった言動、ノリ、仕草も含まれる。
しかし、彼らを反面教師にしているつもりでも、年齢を重ねるうちに自然と身に付ついてしまったり、知らず知らずの振る舞いが“オヤジ的”だったりという恐れはないだろうか。どれだけ服装や体型維持に気を遣っても、内面からオヤジ臭がダダ漏れだったら、女の子にモテないではないか!

というわけで本題へ。今回は、都内近県で働くガールズバーの女の子30名に『この人オヤジだなと思う男性の言動』についてのアンケートを実施してみた(複数回答あり)。「別にモテたくない」「俺は立派なオヤジだ」「自然体こそがモテの秘訣」という強き日本男児には不要な調査ではあるが、しばしお付き合い頂きたい。

オヤジ的な振る舞いは飲食店に多い!?女の子が「恥ずかしい」と感じてしまう行動

最も多かった答えは飲食店での振る舞い。冒頭で述べた「おしぼりの使い方」ほか、下記のような声が集まった。
※カッコ内表記:(左から)年齢/勤務エリア/ガールズバーのキャスト歴

●「店員さんのことを『おねえさん』『おにいさん』と呼ぶ人。“ちゃん付け”だったら完全にオジサン(笑)」(22歳/都内/2年)
●「隣の席の知らない人とコミュニケーションをとろうとする」(23歳/埼玉/3年)
●「話し声が大きい。オシャレで静かな店だったのにムードはぶち壊しだし、恥ずかしかった」(25歳/横浜/1年)

敬称が“ちゃん付け”になる人は記者の周囲にも多い。そのほとんどは確かに年配の男性だ。で、だいたいそういう人は口調も親しげなのだ。試しに文字にしてみよう。

「ちょっとおねえちゃん! この皿下げといて―!」。

うむ。なかなかのオヤジ臭である。ちなみにガールズバーのキャストさんを呼ぶ際は“ちゃん付け”で気にならないとのこと。「ちゃん」まで含めて源氏名みたいなものか。というか、ここで“ちゃん”を禁止されたら、キャストの名前を呼べなくなる男が続出するだろう。

2つ目と3つ目の回答に共通していた女の子の感情は「恥ずかしい」である。オヤジ化が進むと物怖じしなくなるというか、デリカシーがなくなるというか……。まあこれは男女に共通する中年のカラーだろう。

ほかにも「コーヒーやスープを飲むときに、ズズズーッて音を立てるのも、おじさんが多い気がする」(27歳/2年/都内)、「すぐむせる」(20歳/都内/歴2カ月)などの意見を聞くことができた。

気を引くためのコミュニケーションツールに落とし穴!何気ないメッセージにオヤジ臭!?

続いてはコミュニケーションツール。平たくいえばメール、LINEですな。好きな女の子とか、オキニのキャストの気を引くためにはマストなのだが、利用する機会が多いだけあって、まさにデンジャーゾーンといえる。

●「顔文字、絵文字を連発してくる人!(笑)」(21歳/都内/3カ月)
●「句読点が多い」(24歳/千葉/3年)
●「とにかく長文。前置きが長かったり、いちいち説明的だったりする」(20歳/千葉/5カ月)
●「返信もしてないのにどんどんメッセージを送ってくる」(26歳/都内/6カ月)
●「聞いてもないのに、自分の近況を報告してくる」(21歳/都内/1年)

「顔文字と絵文字の多用」は記者の周囲にも多い。そのほとんどは確かに中年層だ。昼職の勤め先にいる40代の上司がこのタイプだというキャストさん(25歳/都内/歴2年)は、「社内ツールの連絡版に顔文字使いまくるんですよ(笑)。文章の間にアイコンを入れたり、同じ顔文字を3つも4つも付けたり。フレンドリーなつもりなのかわからないですけど、正直ウザイ(笑)」と話してくれた。

社内ツールではしゃぐ上司自身がアウトだと思うが、それはさておき、ネット黎明期やガラケーの時代には主流だったツールも今や昔ということ。アイコンの乱用回避はオヤジ脱却の一手のようだ。

上記以外の声としては「無理やり若作りした文章」(22歳/埼玉/1年)や、「やたらと応援してくる。『今日もがんばってねー」とか」(25歳/横浜/1年)など。

ボーダーラインは実年齢よりも言動!あえてのアピールが逆効果になってしまう会話ネタって!?

最後は言動編。過去に本コーナーで取り上げた『男性への恋心が冷めた瞬間』にも通ずるが、“過去の武勇伝と自慢話”は、オヤジトークの筆頭と言えそうだ。

●「あの頃は~みたいに始まると、それだけでおじさん感が出る」(26歳/都内/6カ月)

同じように「いくつに見える」と、年齢当てクイズを振ってくる男性にも、オヤジ臭がただよっているのだとか。「きっと実年齢より若く見られる自信があるから聞いてくるんでしょうけど、そういう人ってだいたい年相応か、むしろちょっと老けてるんですよね(笑)」(24歳/横浜/1年)の声は、辛辣なれど妙に納得できてしまう。

また、比較的多かったのが「自ら“おじさんアピール”をする人」。

●「それまでは特に“おじさん”だと感じてなくても、自分で自分のことを『俺、おじさんだからさあ~』みたいに言われると、こっちも『ああ、そうなんだ』って思っちゃう」(22歳/埼玉/1年)

「若ぶってないぞ」というアピールのつもりが、結果的に女の子へ“オヤジ感”を植え付けさせてしまうパターンといえる。これの派生系が、年齢に不相応な身なり。髪の毛の派手な脱色や、若手俳優を参考にした服装といった、無理のある若作りは「よけいにおじさんっぽい」(24歳/横浜/半年)とのことだ。

以上をもって今回の調査報告を終了とする。女の子たちから寄せられた意見は、想定の範囲内であったろうか。それとも「これってオヤジ臭いの!?」という驚きを招く結果だったであろうか。

とはいえ、アンケートに協力してくれた女の子たちも、初めから“中年男性はお断り”と言っているわけではない。むしろ「同世代より大人の男性が好き」(23歳/都内/1年)といった意見は多かった。要するに“オヤジ”ではなく“オヤジ臭い”がアウトなのだろう。

また、冒頭で「オヤジ的な振る舞いのテッパン」と述べた“飲食店のおしぼりで顔を拭く”も、さほど気にならないようである。中には「どんどん拭いてくださいって感じかな。というか私も拭きますし(笑)」(23歳/都内/1年)という声も。記者は、席に着いたらまず顔を拭いてスッキリ、それから1杯……といきたいタイプだけに、これは朗報である。やはりガールズバーは男のオアシスだ!

(取材・文/ガルズバちゃん編集部)

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