ガールズバー雑学!アフターや同伴ってどんな意味?会話術も必見

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これからガールズバーで働いてみたいという人の中には、「アフター」や「同伴」といった、ガールズバーならではの用語が分からずに戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ガールズバーで使用される用語の説明や、接客の際に使える会話術など、雑学をまとめて紹介します。

ガールズバー雑学!ガールズバー用語を知ろう!

まずは、ガールズバーで使用されている用語の意味や使い方について解説していきます。

①アフター

アフター(after)は英語で「後」という意味です。

つまり、アフターとは、仕事が終わった後でお客さんと食事やカラオケなどに行くことを指します。食事代やタクシー代などはお客さんが全額支払うのが基本です。

②同伴

アフターの反対で、仕事の前にお客さんと食事などに行き、一緒に入店することです。同伴の場合も、食事代などはお客さんが全額支払うのが基本となっています。

③キャスト

ガールズバーでは、従業員として働く女の子たちのことをキャストと呼びます。

④体入(たいにゅう)

体入とは、体験入店のことです。「初めてのバイトで不安」「お店の雰囲気を比較したい」など、長期で働くかどうかを決める前に体験で入店出来るお店もたくさんあります。

時給や日給も高く、ガールズバーの体験入店は単発バイトとしても人気です。

⑤チャージ

ガールズバーでは、お酒や飲み物を頼まなくても席に座るだけでチャージと呼ばれる料金が発生します。ちなみに、おひとり様分のチャージ料金を「シングルチャージ」と言ったりします。

 

⑥太客、細客

ガールズバーでは、お金をどんどん支払ってくれるお客さんのことを「太客」、あまりお金を支払ってくれないお客さんのことを「細客」と呼びます。決して体型のことではありません。

⑦バック(ドリンクバック)

ガールズバーで働くと、時給以外にも報酬(給料)が発生します。それがバックです。

一般的なのは、ドリンクバックで、お客さんがキャストにドリンクをおごると、ドリンク料金の一部がそのキャストにバックされます。

ドリンクバックの金額は、1杯あたり100~200円というお店が多いみたいです。

他にも、指名を受けた時に発生する指名バックや、同伴をした時に発生する同伴バックがあります。店によってバックの制度は異なるので、入店時に確認しておきましょう。

⑧アンダー

ガールズバーでは、18歳未満は働くことができません。そのため、18歳未満のことをアンダーと表現します。面接の際には年齢確認されることもあるので、身分証を持参しましょう。

 

ガールズバー雑学!キャバクラとの違いは?

ガールズバーで働く上で気になるのが、キャバクラとの違いではないでしょうか。

まず、ガールズバーとキャバクラは営業形態が異なります。キャバクラは、接待行為を伴う飲食店として許可を受けており、深夜0時以降の営業は原則として禁止されています。

一方ガールズバーは、深夜酒類提供飲食店という区分に当てはまっているので、深夜の営業も可能となっていますが、女の子による接待行為は禁止されています。

ガールズバーは原則として接待行為が禁止されているので、同伴やアフターといった接待行為は本来NGなのですが、容認しているお店もあるようです。ただし、お店側が容認していても法律違反としてペナルティを科せられるおそれがあり、要注意です。

ガールズバー雑学!接客で使える会話術

続いては、ガールズバーでの接客に使える会話術について紹介していきます。

「さ・し・す・せ・その法則」を活用

ガールズバーに限らず、接客をする上で必ず知っておきたい会話術の1つが「さ・し・す・せ・その法則」です。

 

さ:さすがですね!

し:知らなかった!

す:すごいですね!

せ:センスいい!

そ:そうなんですか!

 

具体的には、会話の中で上記の言葉を上手く取り入れるといった方法です。

男性は自尊心が高いので、褒められると嬉しくなってしまいます。お客さんが分かりやすい自慢話をしているときでも、嫌な顔はせず、「さ・し・す・せ・その法則」を上手に活用しましょう。

ため口は使わない

年齢が近いお客さんが来店されると、ついついため口になってしまうキャストもいます。

しかし、あくまでもお客さんと会話するときはため口を使わないことを意識しましょう。だからといって、堅苦しい雰囲気では、お客さんも楽しめません。友達のようなフランクな雰囲気は維持しつつも、美しい言葉遣いで接客ができるようになると良いですね。

「ラベリング効果」を使う

いろいろなお客さんとのコミュニケーションを円滑にするために知っておきたいのが、「ラベリング効果」です。ラベリング効果とは、「こうあってほしい」と思う言葉を口にすることで、相手はそのようにふるまってくれるという効果のことです。

例えば、怖そうなお客さんに向かって「優しい方なんですね」と言えば、そのお客さんは「できるだけ優しくしなきゃ」と思うようになります。お客さんの態度が優しくなるので、自分も接客しやすくなる、というわけです。

YES/NOで応えられる質問を活用する

ガールズバーに来店しても、キャストを前にすると緊張して話せなくなってしまうというお客さんもいます。せっかく料金を支払ってもらっているのに、お話できないのは悪い気もしますよね。そこでお客さんが応えやすいように、YESかNOで応えられる質問を投げかけてみましょう。

そこから少しずつ会話が弾んでいくはずですよ。ただし、質問ばかりを繰り返すのはNGです。質問を投げかけるだけで会話が終了してしまうこともあります。あくまでも、会話の切り口として活用してくださいね。

話題のニュースをチェックしておく

初対面のお客さんとは、話題となっているニュースについて会話するケースが多くなります。スマホのニュースアプリでも良いので、その日のニュースは必ずチェックしましょう。

また、リピートのお客さんの場合には趣味が分かってくると思うので、その人に合わせたニュースをチェックするのも重要です。野球が好きなお客さんが来店する日には野球のニュースをチェックし、アイドルが好きなお客さんが来店する日には芸能ニュースをチェックするといった具合ですね。

常に笑顔で接する

会話が苦手という人でもまず実践してほしいのが、お客さんには常に笑顔で接するということです。笑顔で相槌を打っているだけで喜んでくれるお客さんもいます。もちろん、会話術やコミュニケーション力も身に着ける必要がありますが、まずは笑顔が大切です。

お客さんから「ちょっと嫌だな」という話題を振られても、笑顔で対応できるようになるといいですね。

最後に

今回は、ガールズバーで使用されている用語や、ガールズバーの雑学、ガールズバーで使える会話術について紹介してきました。アフターや同伴といった用語は、キャバクラ業界で使用されている用語でもありますが、ガールズバーで使用されることもあるようです。とはいえ、キャバクラと違い接待行為が法律上禁止されているガールズバーでは、アフターや同伴は接待行為とみなされ法律違反となるので注意が必要です。

接待行為ができないガールズバーでは、お客さんとの会話がとても重要になります。「さ・し・す・せ・その法則」やラベリング効果などを活用しながら、上手にコミュニケーションがとれるようになると良いでしょう。

 

以上、ガールズバー雑学!アフターや同伴ってどんな意味?会話術も必見…という話題でした。

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