実録・ガールズバー放浪記~過去の自分に涙目~第6話「初めての歌舞伎町の夜はギラギラだった」

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歌舞伎町・ギラギラガールズ

 

一号店が花道通りにあった時から知ってはいたものの、

二号店の規模はけた違いである。

ロボットいるし。

 

大和田「おっしゃー!ハジけんぞ!!!」

 

 

神崎「やっぱり歌舞伎町はヤバい街ですね、分かっちゃいましたが」

 

 

栗尾「津田沼とはエラい違いですわ」

 

 

神崎「そりゃそうだろ。教習所とコンビニしかないじゃん。」

 

 

栗尾「教習所は嫁と再会した場所ですね。しかも津田沼じゃないし。」

 

 

中に入るとキンピカの内装。

 

 

神崎「おいおい、金閣寺より金色ですがな」

 

 

栗尾「なんか異国に来た気分です」

 

 

大和田さんの顔は広く、店長と何やら話している。

その時間およそ1分弱、大人の会話は終わったらしい。

 

 

店長『それでは中へどうぞー』

 

 

中に入るとカウンターにソファー席がズラリ。

更にはどでかいステージ。

 

 

神崎「グアムのクラブより広いな。。」

 

 

栗尾「いやー派手!派手!」

 

 

神崎「グアムの時はステージでソーラン節踊ったんだが再現出来るだろうか」

 

 

栗尾「つまみだされますよ」

 

 

大和田「いやーありがたい!ソファー席!!ステージも近い!!」

 

 

ステージの真横のソファー席に座る我々。

完全なアリーナ席である。

 

 

大和田「あんま長居出来ないっぽいから濃い時間を過ごそう!」

 

 

栗尾「夜の短期決戦ですね。俺向きです!」

 

 

神崎「………」

 

 

間もなくするとキャストさんが席についた。

 

 

キ『いらっしゃいませ~!ギラギラは初めてですか?』

 

 

ド派手な水着GALのおでまし。

なんでヒラリーマンの自分がこんな場所にいるのか一瞬混乱したものの、

そんな不毛なことを考えていては意味がない。

水着GALに集中することにした。

 

 

トーク内容はいつものガールズバーと同じような感じではあるが、

このお店のキャストさんの接客力やお店の雰囲気がそうさせるのか。

脳内が絶倫状態になっているため全てが楽しい。

 

 

チラっと栗尾の様子を見てみると脚を組んで余裕な男をアピールしていた。

ただし顔色はアルコールで真っ赤っかである。

 

 

当然のように次の日は頭がゴチゴチだったらしい。

 

 

逆サイドの大和田さんは海賊のような飲み方をしていた。

 

 

当然のように次の日は寝坊をする始末。

 

 

みんな思い思いの楽しみ方をしている中、お店の雰囲気が変わる。

そして女の子が一斉に立ち上がった。

 

 

神崎「ん、何が起きるんですか?」

 

 

大和田「ショータイムだよ( ・`ー・´)キリ」

 

神崎龍平
某IT企業勤務の36歳営業マン。マッカランとオムライスをこよなく愛するメガネ男子。コロナ禍で疲弊するガールズバー業界を盛り上げるべく自らの体験を赤裸々に語り出した熱き漢(オトコ)でもある。好きな有名人は孫子と加勢大周。

 

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