怨念喫茶とは…
昔々、とある喫茶でたいそう綺麗な看板娘がいたそうな。
その娘は客である男と意気投合し、二人はたちまち恋に落ちた。
その後二人は幸せになるはずであった。
しかし運命とは残酷なもので、ある日その男が同じ喫茶の別の女と不貞を 働いている所を目撃してしまった。
娘は浮気された憎しみにより、間女と男のいる喫茶に火を放った。
自らも放火に巻き込まれ、一緒に死んでいった。
その顔は、美しい娘からは想像もできないほどおぞましく醜い顔だったそうな...。
この喫茶では今でも娘の霊が怨念を抱きながら現れるんだとか.....。