自己肯定感はほどよく低めでちょうどいいと思うし十分幸せだよね、っていうお話《現役ガールズバー店員の部屋飲み日記》

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こんにちは! M子です。

最近、ずっと家にいるからずっと彼氏の大福(ハムスター/♂)とばっか喋ってるんだけど、あいつ、全然返事してくれないのよね。ほとんど鳴かないネズミだから仕方ないんだけどさ、ちょっとくらいピーとかチューとか愛してるよとか言ってくれないかなぁって思っちゃう。まあ、だいたい言いたいことはわかるからいいんだけど。「メシ!」「外に出せ!」ほとんどこの2択。

って話を店でしたら、「動物と会話するとかイタい」と言われてしまったことがありまして。

えー、でもさ、動物ってある程度は人語理解してくれたりするじゃん? 植物ですら、毎日「かわいいよ、素敵だよ」って言うとキレイなお花が咲くし美味しい野菜になるって言うじゃん?うちの母親なんか、金魚やメダカにだって話しかけてたよ!

同じように、女もまわりの人から「キレイだね」「かわいいね」って言われて育つと、それはそれは素直で美しい女になると言われていますが。なんか、あまりに自己肯定感強い人って、ちょっと疲れちゃうなーと思うのは私だけ? たぶん、M子自身がそれほど自己肯定感が強いわけではないからだと思うんだけど。よく恋愛相談とかでありがちな「自分を大事にしてくれない男なんて時間の無駄!捨てればいい!」って言い切っちゃうタイプとかね。えー、そんな簡単な話じゃないよね? 人間、もっと複雑だよね?って思っちゃう。

どこを切り取って「自分を大事にしてくれてる」と捉えるかは人それぞれ。正真正銘、どこをとってもだらしのないヒモ男でも浮気しないし一途に愛してくれるなら「自分を大事にしてくれてる」成分が「どうしようもなくて困る」成分を超えてる場合だってあるのよね。

でも「どうしようもなくて困る」成分がけっこう困ったもんだからボヤいてるわけであってね。そこは「うんうん、大変だね、そうだね、でも好きなんだね。」って聞いてあげればいいのだよ、と思うことも多々あります。

そんなM子は、貢がせるだけ貢がせておいてなんの見返りも寄越さないうえにちょっと手がかかる男(ハムスター/1歳半)を溺愛していますからね。「うんうん好きなんだね、大変だね、でも幸せそうだね」って肯定してくれたら、話した甲斐があるなぁ、と思いますね。

そんなこんなで、本日のお酒はこちら。いちごリキュール。

今日の一杯

■フラゴリーノ リクオーレ・ロゾリオ・ディ・フラゴラ

価格:998円(セール価格)

うちの大福ってばフルーツ大好きなんです。特にいちご大好きでしてね、M子が食べるときは小さくカットしてお裾分けしています。これはお酒だからダメだけどね。

これ、めっちゃ甘いです。ショートケーキとかプレーンなチーズケーキとかにかけたくなるくらい甘い。私はいつも炭酸水で割ってます。フルーツとか入れると、全手間かけてないのに優雅な気分に浸れるのがいい。そういうものを、私は大事にしていきたい。ビバ、楽うま。

 



M子M子

東京都出身。学生時代からガールズバーでアルバイトを始め、早5年。いったんは企業に就職するも、一身上の都合で舞い戻ってきた。彼氏なし、貯金なし、やる気もなし。毎日の晩酌を心から愛する25歳、独身女子。ただ今、ジャンガリアンハムスターの“だいふく”と同居中。

 

 

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