まだまだ肋骨が痛くて整形外科に通っているけど、そこの先生のクセが強すぎるお話《現役ガールズバー店員の部屋飲み日記》

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こんにちは、M子です。

前回、ケガしたって日記書いたんですけど、まあ1週間くらいで完治するわけもなく、毎晩体内をアルコール消毒してるっていうのに、まだまだ肋骨が痛いんです。まあ、店ではわりとアホ担当なんで、身体張っていろいろやってるのも悪いんでしょうけど。

で、通ってる整形外科の先生がめちゃくちゃ個性的なんで、皆さんに聞いていただきたい。

家の近所の整形外科がそこしかなかったか、らとりあえず駆け込んでみたんですけど、クセがすごい。まず、診察室に呼ばれて入ってみたら、先生がめちゃくちゃおじいちゃん。もう、絵に描いたようなおじいちゃん。え?現役なの?大丈夫?って聞きたくなるくらいのおじいちゃん先生。

で、「どうしたの?」って聞かれたから「ゴルフの打ちっぱなしで背中に痛みが」と話したら、後ろから看護師さんが「ゴルフの練習中に背中が痛くなったんですって!」と大声で叫んだの。え?え?もしかして耳遠い……? そしたらおじいちゃん、

「そりゃああれだな、#$%^&*pp¥5。上手くなるかな?カッカッカッ」と、まるでテレビで見た水戸黄門みたいな笑い方したのよ。リアルであんな笑い方する人を初めて見た。そしてすかさず看護師さん「ゴルフの練習中に肋骨を痛めることはよくあるので、そうじゃないかな、って。きっと上手くなりますよ、って言ってます」。まさかの通訳付き!?

その後も

おじいちゃん先生「じゃあレントゲ!@#$%^&*フォフォ……」

看護師さん「じゃあ一応レントゲン撮るからあちらのお部屋に行きましょうね」

おじいちゃん「うつらにゃいん@#$%^&*」

看護師さん「肋骨のヒビってこれに写らないことも多いのよ」

おじいちゃん「こんでゃけしかフガフガ…」

看護師さん「ほら、肋骨ってこの指の太さくらいしかないでしょ?とっても細いから」

……と、終始こんな調子。正直、ものすごい不安。おじいちゃん、ちゃんとレントゲン見えてる?って聞きたくなるレベル。でも、いつも患者さんいっぱい来てるし、きっと大丈夫なんだろうと信じてる。それに、看護師さんがしっかりしてるからきっと大丈夫。

うちの店にも何言ってんのかよくわからない客がいっぱいくるけど、私も看護師さんみたいに意図を汲んですぐに通訳できるようになりたい。密かに尊敬している最近でした。

そんなこんなで、とてもかわいいおじいちゃん先生はとても癒し。この日本酒も同じくらい癒し。なにせ、瓶が猫なんだもの。猫は正義ですよ。世界の支配者ですよ。

 

今日の一杯

■吟醸しぼりたて 酒造のねこ
価格:?

中身はさして個性のない普通の日本酒だけど、猫パッケージってだけでついつい買っちゃう。猫描いときゃ売れると思ってんだろ、このやろう!そうなんだけどさ!こうやってかわいさに負けて飲んでるやつが、世の中に大量発生してるんだろうね。

ふんわり甘めのさっぱり味で、寝る前にぴったり。癒されたいときにぜひどうぞ。

 



M子M子

東京都出身。学生時代からガールズバーでアルバイトを始め、早5年。いったんは企業に就職するも、一身上の都合で舞い戻ってきた。彼氏なし、貯金なし、やる気もなし。毎日の晩酌を心から愛する25歳、独身女子。ただ今、ジャンガリアンハムスターの“だいふく”と同居中。

 

 

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