デブでブサイクでもいいじゃない。かわいければすべてが許されるというお話。《現役ガールズバー店員の部屋飲み日記》

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こんにはー。M子です。

突然ですが、最近、めちゃくちゃ疲れが取れないんですよ。ほんとに。やべーな、歳かな……って言ったら、知り合いの30超えのお姉さんにものすごい勢いで怒られました。いいじゃん、ちょっとくらい愚痴ったって。

 

そんなこんなで、なんか気分わりーな、とか思いながらこのブログを書いているわけですが、もっとやべーことに気づいちゃった。ネタがない。金もらってんだから探してこいよ!って怒られそう。あーいやだいやだ。

 

そういう嫌な気分は、ペットで晴らすに限るんですわ。我が家にはハムスターのだいふく君(♂・2歳)がいるんですけど、ものすごいマイペースなんです。ハムスターって、慣れはするけど懐くわけじゃないんですよ。人間なんて下僕どころか、空気とすらも思ってないんじゃないかな。

 

でも、ご飯の要求だけは一人前。ヒモですよ、ヒモ。デブでブスなのに。でもかわいいからそれでいい。それだけで存在価値がある。ダメ男にハマる女の思考って、きっとこういう感じなんだろうなって常々思ってます。ま、私は人間の男には厳しいけどね。

 

とはいえ、動画サイトで猫とか犬とか鳥とか見てると、コミュニケーションが取れるペットっていいな、って思うこともあったりしてね。

 

でもウチ、小動物しか飼えない物件。しかも契約更新したばっか。でもなんか私を私と認めてくれる動物と触れ合いたい。そんな気持ちで今、欲しいのがデグーさんとチンチラさんなんですよ。

 

実は、デグーは実家で飼っていまして、こいつがほんとにかわいい。とにかくかわいい。手の中で抱っこされたまま寝たり、かわいくナデナデおねだりしたりするの。

 

しかも、名前呼んだら来るのよ。すんごい頭いいのよ。店に来て同じ話ループしかできないクソオヤジとか、よくわからん自慢話しかできない陰キャ童貞よりよっぽど賢い。そこらの彼氏より、よっぽど私の気持ちをわかってくれる。なんて愛おしいんでしょう。

 

で、ちょっとデグー見に行こうかなってペットショプに行ったら、そこの店、チンチラがけっこう多くて、なんかモフモフパラダイスだったんです。ふわっふわのふっさふさのもっふもふ。

 

しかも、キラキラおめめでこっちを見つめてくる人懐っこい子がいてね、「きゅるりん♪」って効果音つけたいレベルの天使だった。ぎゃんかわ。かわいさの上限を余裕で振り切ってる。日頃、店に来るハゲばっか相手にしてるから、余計に毛の密度の大切さを感じたよね。世のハゲが2万人集まったって1匹のチンチラには太刀打ちできまい。

 

思わずフラフラ~っとお迎えしかけて、ふと我に返りまして。そうだ。とりあえず新しい子よりもだいふくを幸せにしてやらんといかん、と。目先のイケメンより長く連れ添ったデブ。だいふくの暮らしをワンランク上質なものにしてやるために、ちょっとお高めのフードと新しい巣箱を飼って、ペットショップを後にしました。

というわけで、愛しいだいふくとの晩餐は、ちょっとお高めワインで。

 

今日の一杯


■シャトー・ドーザック
価格:ちょっとお高め

専門家じゃないので、そこまで詳しく語れません。が、ベリーっぽくて深みのある味わい。普段、こんなにしっかりした赤飲まないから、これメインでつまみをチョイスしたくなりますね。

 



M子M子

東京都出身。学生時代からガールズバーでアルバイトを始め、早5年。いったんは企業に就職するも、一身上の都合で舞い戻ってきた。彼氏なし、貯金なし、やる気もなし。毎日の晩酌を心から愛する25歳、独身女子。ただ今、ジャンガリアンハムスターの“だいふく”と同居中。

 

 

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