この広い世界の片隅で、男と女の埋まらない溝について考えてみた。《現役ガールズバー店員の部屋飲み日記》

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この広い世界の片隅で、男と女の埋まらない溝について考えてみた。《現役ガールズバー店員の部屋飲み日記》
みなさん、こんにちわ。M子でございまーす。

夜の仕事って、昼夜逆転するから世の中にものすごく置いていかれている感満載なんですよね。課長がー、会社がー、取引先がー、みたいな話題がとても遠い世界の出来事みたいに感じられます。

しかし、そんな私も実は元OL。仕事と通勤のストレスにさらされ、心も身体も疲弊していた時期がありました。今も今でストレスフルなんですけどね。人間、生きてる限りストレスからは逃げられない……。

さて本日は久しぶりに女性専用車両に乗ってみたよ、の巻。定期的に男女の揉め事の対象にされがちなアレです。

私が日頃、お店に出る時間って、女性専用車両がないんですよ。だってオフピークすぎる通勤してるんだもん。でも、先週ですかね、ちょっと用事があって皆さまの通勤時間帯にのそのそ起き出したんです。

で、なんとなく空いてそうなホームの一番端っこに並んでいたら、やってきたのが女性専用車両。久々の再会に、感動すら覚えましたよ。お前、まだ生きてたのか!と。

あふれ出す想いを噛み締めながら乗り込んだM子でしたが、すぐに現実に引き戻されましたね。えげつないメイクと香水の匂い。自分の場所を確保するためにものすごい踏ん張ってる人。空席を求めるハイエナの目つき。普通の車両にも、ニオイがきつくて自己中なやつは男女問わずいるんだけど、女だけの戦いになると、さらに怖いんですわ。女子高出身だから言うけど、女に夢を見ているやつは100%モテない。覚えておけ。

だからといって、昨今の女性専用車両なんて廃止しろー!論争には思うところもありまして。

高校の頃から都内に通っていた私も、満員電車に揉まれまくり、ついでに乳も尻も揉まれまくった。そりゃあ毎日のように。乗換駅で追っかけてきて万券握らせてきたおっさんとか、普通にいたからね? 本読んでて顔上げたら、自信満々のドヤ顔で、自信満々のムスコを堂々と反り返らせてたおっさんとかいたからね? あれはさすがに笑ったけど。そういうやつらが滅しない限り、やっぱり必要ではあると思うんですよ。女だって好きで乗ってるやつは少数だってば。

まあ普通にどっちがいいか?って言われたら、女性専用車両も普通の車両も乗りたくない。専用の車で誰か私を迎えに来て。かぼちゃでもいいから馬車に乗りたい。

そんな甘い夢を見ながら飲む本日の一杯はこちら。

 

今日の一杯

ほろよい 桃
■ほろよい 桃 [公式サイト]
価格:140円くらい

ほぼジュース。だから、罪悪感なく飲めるし、ほとんど酔うこともない。
晩酌としては物足りないけど、最初の1杯とか、アルコール臭のキツイお酒の合間にチェイサーとして飲んでます。
いろんな味が出てるけど、やっぱ桃って最高ですよ。なんにおいても。

 



M子M子

東京都出身。学生時代からガールズバーでアルバイトを始め、早5年。いったんは企業に就職するも、一身上の都合で舞い戻ってきた。彼氏なし、貯金なし、やる気もなし。毎日の晩酌を心から愛する25歳、独身女子。ただ今、ジャンガリアンハムスターの“だいふく”と同居中。

 

 

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